この記事は、2024 Speee Advent Calendar 2024 Speee Advent Calendarの1日目の記事です!
Speeeは2022年のAdvent Calenderから2年ぶりの参加となります!
みなさん、こんにちは!
Speeeでエンジニア新卒採用を担当している人事の金子です。
現在新卒2年目で、今年の6月からエンジニア採用にチャレンジしています。前年度はビジネス職採用を担当しており、エンジニア経験0のなかで異動してきたちょっと変わったキャリアを歩んでいます。
そして何より今年度のAdvent Calenderをやろうと言い始めた人です。
なぜ今年度Advent Calenderを実施することにしたのか?触れておくと、
エンジニア採用を担当する中でいただいた
イベントではよく名前を聞くが結局何やっている会社か分かりにくい
インターンには参加していないが社内の雰囲気をもっと知りたい!
これらの声にこたえるべく、リアルなSpeee社内の声をお届けしたいと踏み切りました!
初日である今回はエンジニア採用として約半年間現場エンジニアと向き合わせていただいて気づいた、Speeeのエンジニア組織の特性と彼らと働く中でアップデートされた自分自身の採用への想いを綴ろうと思います。
就職活動や転職活動中で「一緒に働く仲間の雰囲気や組織の風土を重要視しているよ!」という方は是非読んでいただけると嬉しいです。
目次はこちら
エンジニア採用の動き
エンジニア新卒採用の1年間の動きを大きく分けると2フェーズに分けることができます。
4月~9月:インターン期 10月~3月:本選考期
通年を通して、面談や面接、イベント登壇などは積極的に行っています。
インターン期
今年のエンジニア採用のインターンは2daysが3回と12daysが1回の計4回開催でした。
tech.speee.jp
異動してすぐの6月は学生とほぼ同じ視点からエンジニアの働き方を理解することに努め、7月回以降は企画にも携わらせてもらったのですが、
エンジニア採用に異動してきて一番驚いたのは、人事だけではなく現場のエンジニアも企画に参画する点です。
学生の体験を最良のものにするために人事の視点だけでなく現場の意見も取り入れながら、社内調整やメンターへの期待役割の定義なども人事も現場も互いにリクエストしていきながら綿密に企画を詰めていきました。
更に驚いたのが、現場エンジニア社員各々が、学生の就活トレンドや他社のインターン事情などのリサーチにも足を踏み入れ、人事の知識に劣りを取らない情報量をインプットしてMTGに臨んでいました。
ここまで聞くと、市場調査など初歩中の初歩だと思われる方もいるかもしれません。
しかし、彼らがこれを当たり前にできるのがなぜか?これはインターン中に解明されることとなりました。
Speeeのインターンはエンジニアメンターとビジネス職のメンターが学生とチームを組んでワークに取り組む体制を取っており、ビジネスメンターはいわゆるインターン内のコンテンツにおいてPMの役割を担っています。メンター陣はコンテンツの中身を熟知しているのですが、インターンのワーク中にエンジニアメンターが学生と一緒にビジネスメンターに対して要件の詳細をリクエストするシーンがあり、インターンとは思えない臨場感を感じました。
「ビジネスメンターだから要件を渡すだけ」「エンジニアメンターだから学生の技術的支援をするだけ」という明確な縦割り化された役割があるわけではなく、学生が創り上げようとしているアウトプットに対してより良い成果に導くためであればお互いの役割を染み出して要求を出し合うという動き。普段から事業成果に対して職種の垣根を超えてリクエストし合う働き方が根付いているからこそ、「現場社員がインターンの企画に参画し、市場調査を行って学生の理解を深めたインターンを設計する」「インターン中の職種間を超えた議論」などのシーンが生まれていたという発見でした。
本選考期
インターンが終わり10月以降は本格的に本選考へ移行の時期となります。
この時期になると、現場エンジニアの皆さんには選考中の学生さんと面談を実施いただく機会が増えます。
そして、もちろん私自身もリクルーターとして学生さんと面談する時間が多くなっていったのですが、エンジニア経験0ということもあり、学生さんの開発経験や研究内容などの専門用語が理解できない瞬間が多くありました。正直当時の自分は「経験がないから学生に教えてもらいながら少しずつ理解しよう」くらいの甘い気持ちでいました。
そんな自分に対して、現場のエンジニアから「現場で採用をやるのではなく、人事に自分たちの仲間の採用を預けているからこそ、一番自分たちのことも学生のことも知っていてほしい。だからこそもっと自分たちを頼ってほしい」という言葉をいただきました。
自分自身が「分からない」「経験がない」ことに対して人事としていかにリアルに理解しようと努められるか、が事業の未来にも学生の将来にもかかっていると認識しなおしました。
それ以降、現場のエンジニア全員とランチに行かせてもらってエンジニア理解を深めたり、時には学生に話したいと思っている内容をロープレして現場のエンジニアにFBをいただくこともありました。
技術者としての業務以外で、ここまで採用に協力的かつ自分の何が分からないか分からない状態の雑多な問いに対しても常に同じ熱量で向き合い続けてくれる現場の皆さんには本当に感謝しかありませんし、人事として現場の支援と期待とを背負いながらもチームで採用活動に取り組めているという感覚が最高にやりがいを感じる瞬間でもあります。
Speeeエンジニア組織の強さ
現在も本選考期真っ只中ではありますが、半年を振り返ってみてSpeeeのエンジニア組織は事業に本気で向き合っている仲間が集っている組織だと感じます。
事業への本気とは
あるべき未来を叶えることへの圧倒的執着心
コンフォートゾーンや期待役割を超えたチャレンジの連続 だと考えています。
Speeeには働く社員の共通の価値観としてSpeeeカルチャーがあるのですが、上記の事業への本気を言い換えるとその中の「素直・謙虚・率直」が土台になっていると思います。
素直・謙虚・率直
素直・謙虚・率直はひとりの人間として忘れてはならないスタンスである。永続的に成長していける人は仕事や人に正直で且つ客観的に自分を見つめられる。
インターン期・本選考期を振り返ってみるとそれぞれを私は下記の通りに置き換えました。
素直:自分の役割に固執せず自分自身で必要な知識を習得し、自分自身で使える武器を増やす貪欲さ
謙虚:決して傲慢にならず周囲のメンバーの成長や企画・事業の理想状態に近づくためであればどんなに時間をかけてでも支援をする姿勢
率直:相手の成長、事業の成果のためなのであれば少し耳の痛いことや役割を超える働きであったとしても相手に意見交換を求める主体性
改めて全社に目を向けてみると、私たちが対峙している産業は潜在課題が多いからこそ”難しい”領域です。
エンジニアリングのことは勉強中の自分であっても、技術としての打ち手を増やすだけで突破できるような簡単な社会課題を相手にしていないことは十分に理解しています。技術観点でも技術以外でも不確実要素が多いからこそきっと私が彼らであれば「怖い」と感じて足が竦んでしまいます。
それでもなおSpeeeのエンジニア集団は「素直・謙虚・率直」に事業に誠実に向き合い続けているからこそ、やらない理由・できない理由を自分の中に作ることなくあるべき未来のために周囲に手を差し伸べながらコミットできる組織なのだと感じました。
「採用」=未来の仲間を採用することへの想いと覚悟
もともとの自分の人事としてのモットーは、自分との出会いによって目の前の学生の意思決定が最良のものになるように力を尽くすことでした。一企業に勤める人事という役割はもちろんありますが、きれいごとではなく本気でそう思っていますし、今でもその想いに変わりはありません。
しかし、この半年間エンジニアとの関わりを深め、手を差し伸べていただきながら、時には衝突も繰り返して、人事の存在価値を定義しなおすきっかけを多くいただきました。
一緒に働く仲間を現場が直接採用するのではなく、部署の異なる人事にその役割を任せてくれている構図。だからこそ人事として、現場のことを誰よりも知らなきゃいけない。そしてそれは学生の分からないという不安への払拭にもなるからこそ、学生のことも一番理解している人事でありたい。
不確実性の高い市場にも果敢に踏み込む社内のエンジニアの仲間たちをみて自分の足元を見つめなおすきっかけとなりました。
社会で働いたことのない学生にとってみれば、就活もわからなければ自分の将来も不確実性が高く、いわば「怖い」と感じる瞬間も多いはずです。自分がエンジニア採用にチャレンジした最初の頃を思い出すと、右も左も分からず不安を感じるときもありました。
だからこそ、現場もエンジニアも経験がない自分がいつか分かるようになるまで待っているのではなく自分自身でこの不確実性をリアルに近づいていく努力が必要だと胸に刻みキャリアを進めています。自分の分からないことへの突破自体が学生の不安そのものの突破口になると信じて、学生と事業の双方のあるべき未来のために人事としての意思表明として締めさせていただきます!
最後に
Speeeでは一緒にサービス開発を推進してくれる熱い仲間を募集しています!
新卒の方はこちらより本選考に申し込みが可能です!
キャリア採用の方はこちらのFormよりカジュアル面談も気軽にお申し込みいただけます!
Speeeでは様々なポジションで募集中なので「どんなポジションがあるの?」と気になってくれてた方は、こちらチェックしてみてください!もちろんオープンポジション的に上記に限らず積極採用中です!!!
頼もしい仲間たちと一緒に難しい課題、不確実な課題を解き尽くし、最高の未来を引き寄せましょう!