Speee DEVELOPER BLOG

Speee開発陣による技術情報発信ブログです。 メディア開発・運用、スマートフォンアプリ開発、Webマーケティング、アドテクなどで培った技術ノウハウを発信していきます!

一緒に働く仲間から見た、自社エンジニアの推しポイント

※この記事は、Speee Advent Calendar2日目の記事です。昨日の記事は こちら

tech.speee.jp


こんにちは。
Speeeでエンジニア採用担当をしているせりーぬです。

約4年間Speeeに在籍している中で、中途/ 新卒エンジニア採用、技術広報など、エンジニア組織にどっぷり浸かり、ここ1~2年はエンジニア新卒採用の立ち上げを現場エンジニアとともに邁進しています。

エンジニア人事特有の悩みとして、「人事が技術やエンジニア文脈の訴求をする難しさ」というのはあるあるで、私もそんな悩み常に持っています。
しかしエンジニアとプロジェクトを一緒に動かしていく中で彼らの解像度が上がり、一緒に働く仲間としての個人目線で彼らのかっこいいと思えるところを候補者に伝えられるようになってきました。 その過程で「自分が技術領域の人でない」という壁を感じなくなったのではないかと思います。

そしてもちろん採用候補者に上手く訴求することも大事なのですが、エンジニア採用に関わる自分が自社のエンジニアをリスペクトし、一緒に仕事することを楽しめることが一番大事で、それがきっと採用候補者にも伝わるんだろうなと思い、今回ブログで勝手に個人的な推しポイントを言語化したいと思います。

自社エンジニアのここを推したい、3つのポイント

1. 目的思考

エンジニアでありつつ、ビジネスパーソンとして、目的思考を強く持っているところです。 エンジニアは「技術を使う」という非常にスペシャリティの高い役割だと思いますが、自社のエンジニアが圧倒的に違う点は、何よりも目的ファーストで、課題の見極めができているか、打ち手が適切か、その目的が本当に達成できるか、ということを技術という枠組みを取っ払ってとことん深堀ります。

一般的に、道具をこよなく愛するというエンジニアの素晴らしい特性があると思うのですが、自社のエンジニアは、道具を愛しつつも、手段を目的にしない(時には「それって技術で解決しなくてもいいのではないか?」という問いが投げれる)。なんとなく作るというぬるさが一切ないことです。
ここで個人的には「技術力が高いエンジニア」の概念にアップデートがあり、「技術力が高い」要素というのは様々なものがあり、高度な技術を使うことに限らず、目的の理解と手段の駆使ができること。ここが彼らの強みなのではないかと思います。
もちろん、手段の駆使をするためには高度な技術力も必要で、道具を愛すことも大事だと思います。

2. 課題解決欲求と深度

過去に新卒・中途様々なエンジニアとお会いしてきましたが、Speeeのエンジニアは課題を解決することが欲求の根源にある人が多く、その深度がとてつもなく深いです。

誰の何の課題をどうやって解決するのか(どんなプロダクトを作るのか)、 そのプロダクトを実現するためにどんな課題をどうやって乗り越えるのか、など

ベンチャー企業では様々な課題がシャワーのようにふりかかってくるのですが、そういった状況を

  • 課題解決の欲求とつなげて楽しめること
  • 課題とみなされるものをそのまま受け入れるのではなく、事象を構造的に理解し、真の課題を特定し、その解法を考え抜くこと

こういった点から彼らの欲求の深さを感じます。

例えば新しいプロジェクトの発足でも機能追加でも、そもそもの課題はなにか、この手法が解決策になっているのか、疑問を持つことを絶やさないこと。

事業として、クライアントのために、エンドユーザーのために、未来のために、やりたいことが無限にあり、様々なトレードオフがあるで中で、それをどう開発観点から実現していくのかをとことん追求し抜くこと。 (こういった実績からエンジニアが表彰されたり、このテーマのインターンが作られるほどです。)

シンプルに課題解決と言っても、技術的課題の幅も広く、事業領域、それぞれの難度、無限に想定できます。しかし、どんな課題であっても奥底にある真因を捉え、壁に立ち向かうことそのものを楽しんでいるんだと思います。

3. 周囲から頼られる人たちであること

こういったスタンスから、ビジネス・開発に線引きなく、オーナーシップを持っている人たちなんじゃないかと思います。
こんなに事業の責任者と対等に、同じ熱量で会話できる開発メンバーって普通ではないのかなと。
私は事業側の人間ではありませんが、採用で一緒にお仕事をするシーンが多いので具体例を挙げてみます。

エンジニア採用では、インターン企画、採用選考など、何であってもエンジニア関与なしには進められません。 彼らは、目的思考なので、専門分野でなくても最大の目的達成のために何をすべきか考えてくれます。

例えば、新卒採用では学生に伝えるメッセージ、インターンの体験デザイン、というような技術にまつわらない人事領域にも彼らなりの思考を通して対等にディスカッションしてくれます。
そして、「それって目的なんですか?」と絶対聞かれます。(たまに「うっ、出直します」という気持ちになる)

ある種エンジニア、人事という区切りが一切ありません。専門領域を担当で分けるのではなく、同じ目的を共有し、領域関わらず目的達成のためになにをすべきか本気で考え抜くという人たちです。
そのため、私は彼らと一緒に仕事をすると身が引き締まりますし、採用は自分の方がわかっている、技術はエンジニアに一任しよう、というバイアスなくとてもいい意味でフラットに、背中を預け合いながら仕事ができてるかなと思います(預けてもらっているかは定かでないですが、そうだと信じたい)。

おわりに

Speeeのエンジニアは、事業や採用、何であっても、欠けているパズルのピースを技術者観点で埋められる、そんなエンジニアであると解釈していいます。
例えば事業であれば、「プロダクトとしてどうあるべきか(届けたい価値や解決しようとしている課題の真因)」、ここに対して本気で考え抜いていることです。

なぜそれができるのかというと、自身が持つ技術力やエンジニアとしての経験を、時には事業、時には採用と、柔軟に掛け合わせてドライブしていくことができるからだと思います
そのため、彼らは言われたことを鵜吞みにしません。
これがコードの先にあるものを実現できる、かっこいいエンジニアなんじゃないかなと思っていて、そんな話を自然と候補者に語っています。
ミッションドリブンで仕事をするスタンスは領域や難度を問わないがゆえ、たまにこの人たちなんでもできそうだな、と思うときがありますが(無茶振り!)、頼りっきりではなく、自分自身も頼られるような存在になることで、足し算ではなく掛け算で成果を創出していきたいなと思います。そしてそんな実体験を通した推しポイントをどんどん候補者に発信していきたいです。


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