Speee DEVELOPER BLOG

Speee開発陣による技術情報発信ブログです。 メディア開発・運用、スマートフォンアプリ開発、Webマーケティング、アドテクなどで培った技術ノウハウを発信していきます!

2014年度エンジニアサマーインターン「BizTech」

お髭の錬金術士です。
今日は、9月15日(月)~22日(月)までの8日間で行われた
エンジニアサマーインターンBizTech」についてのレポートをしたいと思います!

BizTechとは?

Speeeでは毎年学生の皆さんに向けてサービス開発型サマーインターンを開催しています。
学生の皆さんには、このインターンを通じて"WEBサービスを創る"ということを、
企画から開発及び運用までを一貫して学んでもらい、一足早いエンジニアとしての経験を味わってもらうことで、
IT業界で働くということを具体化して就活に望んでもらいたい、という想いを込めています。
普段一人では経験することができないチーム開発という体制で、リアルな社会人としての現場を想定してビジネスマン経験も体験し、
自らが飛び込んで体験することで、夢や期待が具体的となりホンモノの成長機会となるインターン、それがSpeeeの「BizTech」です。

テーマとルール

テーマに対してターゲットユーザのペルソナをチームで描き、企画を考えることから初めてもらいました。
各チームは3〜4名で、以下全4チーム。

チーム名:水中馬亀

メンター:お髭の錬金術士

チーム名:もりもり4

メンター:二次元エンジニア

チーム名:寝る子は育つ

メンター:インフラ熊さん

 

現場で活躍する社員が各チームのメンターとして付き、技術やチーム開発についてのサポートとフィードバックを行っていきます。
また脳天気エンジニア北の双剣エンジニアもサポートメンターとしてこのインターンを支えてくれます。

また今年は技術要件として、フレームワークFuelPHPを利用してもらい、MySQLを利用することと、
最終発表ではAWSのサーバをセットアップして、そちらを使って発表することをマストにして優勝チームを決めます。

技術力は当然ながら、企画やビジネス性やサービスとしての完成度についても
最終審査で役員陣から審査とFBをしていきます。
またチームワークやスケジューリングに関しても、日々の開発状況をみて評価をします。
それらの総合力で優勝が決定し、今回の優勝チームには
ラズベリーパイの開発キット(カメラオプション付き)が送られます。

前半戦

初日はレクレーションからはじまり、企画のレクチャーを受け、チームごとにわかれてテーマにそった企画を練り上げます。
その途中では、企画に関するフィードバックをもらい、議論がさらに活発になったり、想いのこもった企画を
自分たちの技術力で形にするための試行錯誤と四苦八苦をしているチームもみられました。

 

2日目からは、いきなり開発に入らずに何をつくるかからどうやってつくるか?の視点に切り替え、個別タスクへと落とし、役割分担と期限を決め、各チーム中間発表へ向けて開発に入っていきます。
ただ、当然ながら最初から上手くいくチームはほとんどなく、タスク化して役割や期限を決めても漏れがでたり、
その通りに運用されていないという現実をつきつけられました。
ルールを運用すること、それを仕組み化することの重要さは身を持って体験できた前半戦だったと思います。

中間発表では各チーム課題を抱えながらも、中には「優勝いける!」という確信をしたチームもあり、
発表後にはメンターのフィードバックを受け客観的に現状を捉えられることができ、チームとして目標の振り返りと進歩が垣間みれた前半戦でした。

後半戦

後半戦はインターンもクライマックスを向かえ、優勝を狙うために、

開発し終えてデバッグをしながらフロントエンド部分のブラッシュアップをするチーム
チャレンジングな技術をサービスに盛り込み自分たちのスキルを磨こうとするチーム
抜かり内プレゼンをするためにストーリーじかけの準備をするチーム
想定外にギリギリの開発に追われるチーム

などさまざまでしたが
自分たちの定めた目標に向かい合い、最後の最後まで手を抜かないプロとしての目指すべき将来の姿が垣間見ることができました。

 

言葉にすると実に短い、、、まさにあっという間のラスト2日間だったと思います。

最終発表

8日目。いよいよ、最終発表。 最終発表では、役員陣やプロデューサーが審査員として加わり、
各チームのプレゼンやデモをみて質疑応答をしていきます。

各チームテーマとターゲットユーザに向かい合ったサービスを発表しました。
中には審査員も気に入ったサービスがあり「これあったら使いたいねー」と審査議論中につぶやくという一コマも。

結果、優勝は・・・ 進路に迷っている高校生と大学生をマッチングするサービス「ユニバス」 を開発した、クラウド

Node.jsやRedisを導入するなどの技術的なチャレンジをしながらも、
お互いの強みと弱みを理解して役割分担しながらすすめ、スケジュールも意識も高く
チームワークが良かったことも高評価でした。
それらが全て上手くいったことで、完成度も高いサービスとなっていました。
まさに僕達のインターンのテーマが理想とするチームの勝利と言えると思います。

総括として

今年もエンジニアインターンは、熱量高い8日間となりました。
終わった後はメンターもサポートメンターもさすがにへろへろでしたが、
アンケート結果を見て、参加してくれたみんなの人としての成長、エンジニアとして、ビジネスマンとしての経験と成長
貢献ができたと充実感が湧きました。
きっと参加してくれた学生は、僕達以上に得たものがあったのだろうと思います。
中には優勝できなくて悔しい思いをした人もいたかもしれません。
でもきっとその悔しさの経験が次の成長につながっていくと思います。

この8日を経て、僕達も学生たちに負けず、さらなる成長をしたいと思える体験をさせていただきました。
この経験を活かし、また来年も熱い夏のインターンを開催したいと思います!

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