こんにちは。iOSエンジニアの飯田@iida-hayatoです。 少し前まではiOSの開発がメインでしたが、最近は社内全体の業務分析をするような仕事をしています。
先日行われた第3回SpeeeKaigiにて「SwiftでRiemann球面を扱う」というタイトルで発表しました。
SpeeeKaigiについてはこちら tech.speee.jp
発表資料
毎回SpeeeKaigiのネタ出しには苦労するのですが、今回は複素数の実装の話とRiemann球面でゼロ除算を解決する話をSwiftでやったら面白いかな?と複素数ネタをやることにしました。
あまり数学に詳しくない聴衆も居ると想定されたので半分くらいの時間を使って高校数学のからRiemann球面に至る話をしました。 また、話がIEEE754のゼロ除算の話題から始まっているのは、聞き手にエンジニアが多いので共通知識としてわかりやすいかなという意図で挟んでいます。
まとめ
発表の結果思っていたより多くの方から興味を持ってもらえたことと、 その後にSlack上で「一般的に複素数の標準実装はRiemann球面であるべきかどうか」といった議論が起きたりしていて 個人的にもいろいろと発見のあるSpeeeKaigiでした。
とりあえず好きな数学の話をたくさん喋れたので満足です。