社内技術プレゼン大会SpeeeKaigi#3 開催レポート

SpeeeKaigiを開催しました(半年ぶり三回目)

エンジニア組織推進室の渡辺です。エンジニア組織推進室では採用や広報を中心に、開発部をより良くすることをミッションにしています。本日は半年ぶりの実施となった第三回SpeeeKaigiについて、レポートします。


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SpeeeKaigi is 何?

Speee開発部で実施される技術のお祭りです。ざっくりいうと社内エンジニアの技術プレゼン大会で今回でめでたく3回目を迎えました。第1回から半年ペースで開催しています。

tech.speee.jp tech.speee.jp

概要

前回レポートからの引用

Speeeでは様々な事業部にエンジニアが属しているため、他チームの業務の深い部分まで完全に理解することができないのが課題の一つです。Speeeではエンジニア全体mtgというものが週に一度あり、事業部持ち回りで毎週発表しているのですが、開発部の人も増える中で業務内外問わず、自身の技術をよりオープンに発信する文化にしたい・・ 暗黙知が増えることへの打ち手として、あーだこーだ言ってた中で、 「だったら社内で全員発表する機会を創れば良いのでは?」という方向になり、 どうせやるなら本気でやろう。と思い、審査員、賞品を用意して実施したのがSpeeeKaigiとなります。エンジニアによる技術のお祭りと位置づけてます。

第二回SpeeeKaigiを開催しました - Speee DEVELOPER BLOG

目的

過去の2回は開発部の中で楽しくやってきたのですが、今回は Speee全体で技術の可能性、おもしろさを理解し技術に寄り添うこと を1つの目的としています。お笑い好きな人だけが見てるオンエアバトルからクリスマスの風物詩だったM-1のように、全社視点でより多くの人に楽しめるような場にすることを一つの目的としました。

もうひとつの目的として普段から業務内外で学習、開発していることをSpeeeとして正しく認識、評価したいというのがあります。業務内外問わず、日常的な学習が特に必要とされるエンジニアだからこそ、日頃の功夫(クンフー)の成果を、遺憾なく発揮できる機会を用意すべき、と考えています。

ルール

ルールは下記のとおりです。約2ヶ月前に開催概要を告知し、ネタを用意してもらっています。

- 業務内外問わず、自身が技術を用いて取り組んだものを発表
- 発表時間:10分
- エンジニアは原則、全員発表
    - エンジニア以外の参戦も可
- 顧問の井原氏を含む、外部からの審査員による審査を行い、各賞を決定する
    - 総合優勝
        - 総合的に最もよかったテーマに贈られる賞。
    - 部門賞
    - 技術賞:有用性を問わず、技術を駆使したテーマに贈られる賞
    - 課題解決賞:技術を用いて課題をクールに解決したテーマに贈られる賞
    - エンタメ賞:エンタメ性が高く、技術を用いてわくわくさせたテーマに贈られる賞
- 受賞者には「日々の生産性が向上する」賞品を贈呈。
    - ルンバ、オーダーメイドまくら、LaQuaスパチケット、シリコンバレーで買ったbb8

プログラム

当日は下記のような形で24テーマを8時間にわたって発表しました。
誰でも見れるように弊社イベントスペースでもあるSpeee Loungeで実施し、社内メンバーを対象に入退場自由で観戦できるようにしました。

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発表資料一例

id:miyachik による「Make Me HAPPY, Live Photos!」です。 「エンジニアから見たLive Photos」という切り口で、動画からLive Photosを作成するuploaderと、Live Photosを一覧で見れるviewerを作成した発表でした。 趣味と技術が爆発して、実況チャンネルは大いに盛り上がった発表となりました。

実況の様子

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このように「技術を使ってれば、テーマは何でもOK」がSpeeeKaigiの特徴です。技術の無駄遣いは褒め言葉。

Re:dashやCloudFormationなど技術に関する発表はもちろんのこと、 ビットコインや競馬、スプラトゥーン、人工生命、リーマン球面などなど、とにかく多様なテーマで自身の興味関心と技術を結びつけています。 好きの臨界点を超えた発表は聴く人を多分(に)魅了していました。

それぞれ別途、エントリが出る予定ですが、一部ご紹介すると下記のような発表がありました。

SwiftでRiemann球面を扱う

実装の話はいくつか出てきたものの、どちらかと言うとリーマン球面が何故必要なのか、の部分について熱く語られたテーマ。 発表者は数学の教員免許を持っていることもあり、プレゼンの途中でホワイトボードに書き出しながら、数式について説明する姿に会場も大盛り上がりでした。

Applying the famous BI tool to Ruby on Rails applications

BIツール、Re:dash。そこにRailsという新たな Datasource を導入する、という話でした。
現状、弊社社内でもいくつかのプロダクトで利用させていただいている Re:dash。
Re:dash 上でスクリプトも同時に管理でき、 Rails のコードを実行できるのでモデルに記述されたドメインロジックなどを利用できるのは大きなメリットでとても幅が広がりそうだな、と感じました。

GoogleMaps ( heat )

SpeeeKaigi初、名刺の肩書きがエンジニアではないメンバーの発表。
世の中にはヒートマップツールがいくつか存在しますが、それを自前で構築できないか、という試みでした。
業務での課題策定から解決まで実現できていたことが素晴らしく、各種サービスの特性をよく理解し上手に組み合わせているところや、Firebaseを活用するなどエンジニアも顔負けの発表でした!

前回同様、審査員のはずのyoshioriさんもその場でご準備いただき、登壇してくれました。いつもありがとうございます!

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所感

平日開催、エンジニア以外のメンバーも参戦可能にした今回でしたが、過去二回よりも多くの社員を巻き込んで、技術の無駄遣いの可能性を楽しむことができました。選りすぐりのネタが普通におもしろいし、技術と遊び心が結びついた先のわくわくに夢を見ました。

別視点で「アウトプットする場」があることはとても重要。アウトプットを前提としないインプットは学びが弱く、このような機会を通じて、学びを血肉に変えていくことを機会として支援することは大切だと感じています。

一方で、3回目ということもあり、幾つかのシーンで新鮮味が欠けてしまった部分もありました。こういった場は得てして、惰性という引力によってマンネリ化、形骸化していくので、良いモノを残しながら、変化、改良を生み出していくことも今後の課題として感じました。

翻って何年も続くような、技術カンファレンスや勉強会のような愛され続けるコミュニティのすごさを漠然と感じ、改めて尊敬と感謝の意を示したいと思います。いつも素敵なコミュニティを運営してくださる皆さん、本当にありがとうございます。

余談ですが、長時間発表を聞くイベントはハンドスピナーがとても良い働きをしてくれます。 今回、在庫のハンドスピナーを参加者には配布したのですが、良い感じに廻しながら発表を集中して聞くことができました。 (ベアリングの性能によっては摩擦音が気になるものもあるので、TPOをわきまえましょう)

まとめ

以上、第三回SpeeeKaigiのレポートでした!次回は半年後を予定しております。
次回はよりpublicに社外の方も含めてやっていけると良いなと思ってます。


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株式会社 Speee はSpeeeKaigiで技術の無駄遣いについてお話したい エンジニア やSpeeeKaigiのようなイベントを企画運営するエンジニア組織推進室メンバーを募集しております。

美味しいコーヒーを飲みたいエンジニアの皆さん、ぜひ遊びに来てください。
Speee のラウンジで一緒にコーヒーを飲みながらお話しましょう。