Speee でやっている OSS Days という活動が好きで広がってほしい気持ちがあり記事を書きました

はじめまして

こんにちは、Speee の秒速@284km と申します。7 月に入社していました。社内でも本名ではあまり通じません。先日技術書典5 に当選しました 🎉

デジタル・トランスフォーメーション（DX）事業部の SRE チームに所属しており、最近の様子としては、運用業務を楽にする為のコードを書いたり、自分達が心地よい開発体験を得る為の行動をしたりと、少し抽象的な説明ですがそういう感じです。

今回は、Speee でやっている OSS Days という取り組みが素晴らしいと思っていて、こういう活動が広がったら嬉しいという気持ちを込めて記事を書きました。

OSS Days とは

まず、OSS Days とは何かと言うと、"火曜日の 17:00 から Speee ラウンジで行っている OSS 開発をする活動" のことです。参加は必須ではありません。やりたい人が参加します。

僕は 7 月入社ですから、OSS Days が開始された最初の頃を知っている訳ではありません。当然、OSS Days みたいな素晴らしい取り組みがいったいどの様にして始まったのだろう？ということが知りたくなります。そこで、社内の Kibela を漁ってみました。Kibela は最高の情報共有ツールですね。そしてそれを作る、最高の gfx さんは Speee の technical advisor ですから、社内で普通に会うことができます。僕は既に GraphQL の話、Ruby の話、Rails の話など、いくつか相談したり、雑談混じりに今後どうなって行くだろうか。という話をさせてもらったりしました。とても便利ですし、最高の体験です。

話が逸れましたが、Kibela から発掘した情報によると、最古の情報としてこの様な記載を見つけました。なるほど、しっかりと日頃の業務にも生きる試みとして開始されている訳です。

- エンジニアとしてのスキルアップ => チームとしてのスキルアップ => 質の高いプロダクト開発
    - OSS開発の経験を積む
- 時間を明確に設ける事で、作業に追われて何もできない感、を無くして楽しく開発したい
- 作った車輪は使いまわす(なるべく業務に関わるものを開発したい)
- 参考
  - http://www.clear-code.com/blog/2017/5/17.html
  - https://speakerdeck.com/pataiji/osskai-fa-gaye-wu-nimotarasuen-hui?slide=22
  - https://www.slideshare.net/takafumionaka/ss-76268823/34

OSS Days 最近のアップデートのおはなし

さて、OSS Days について今回、ひとつの喜ばしい変更が加わりました。開始当初、デジタルトランスフォーメーション (DX) 事業部のみで行っていたこの活動 (なので厳密にはこれまで、DX OSS Days という名前でした) が、事業部の括り無く、参加したい人は参加できるという仕組みに変わりました。もちろん、参加しなくても構いません。

月に一回、OSS Days の振り返り会をしているのですが、事業部の括りを無くしたいという案は 7/25 (Wed) に行われた前回の振り返り会で話題にあがりました。同時に、Speee では毎週行っているエンジニアミーティングという、全エンジニアが集まる会があるのですが、そこで 5min 程度、OSS Days の紹介をすると良さそうかも！という話があがりました。そういうことならやりますよ！ということでまず一回目の試みとして僕がやってみた内容が、この記事の最後に貼ったスライドになります。

ちなみに、この振り返り会にはクリアコードの須藤さんにも参加してもらっていました。コードのことでも、OSS Days の活動に関することでも、何でも相談に乗ってもらえます。

特に事前にネゴっていた訳では無いのですが、入社してから感じる日常の雰囲気から、事業部の括りを外すという変更は簡単だろうと推測していました。実際に、発表の最中にこの変更は決定し、良い取り組みなので可能なら外部に公開したいとこちらも発表中に言ってみたところ、簡単に OK が貰えました。発表終了後には、広報の生田さんが声を掛けてくれたこともあって、Blog に書こうかなという気持ちになりました。こういうのはその場の、やった直後のタイミングでないと書くモチベーションがどんどん下がっていく傾向があると思います。そこを、発表直後、すぐに声をかけてくれた生田さんは流石だなと思いました。そうして今、記事を書いている訳ですね。