SpeeeKaigiとは
Speeeのエンジニアが業務や個人で学習した技術を惜しげも無く披露するイベント、それが「SpeeeKaigi」です。 簡単に言うとRubyKaigiのオマージュです。6月某日、半日かけて実施しました。
目的、内容
SpeeeではWebマーケティング事業や不動産事業、海外メディアなど様々な事業部にエンジニアが属しているため、業務の深い部分まで完全に理解することができないのが現状です。
エンジニアのmtgで毎週1人ずつ発表してるけど、開発部の人も増える中でより技術をオープンに発信する文化にしたい・・
暗黙知が増えることへの打ち手として、あーだこーだ言ってた中で、 「だったら社内で全員発表する機会を創れば良いのでは?」という議論になり、 どうせやるなら本気でやろう。と思い、審査員、賞品を用意して実施したのがSpeeeKaigiとなります。要するにエンジニアのお祭りです。
今回は「技術を用いた課題解決」をテーマとし、 各々の技術的挑戦について7分でプレゼン、質疑応答3分という時間を設定し、 プレゼン力、技術独自性、汎用性などを評価項目として、 エンジニア全員が発表しました。
賞品について
どうせやるならお祭りっぽくしようという思想のもと、豪華な賞品も用意しました。
1位 iPadPro 128G + Apple Pencil
2位 Nest Cam
3位 Raspberry Pi3
審査員について
加えて今回はガチで楽しむという趣旨のもと、審査員の方を3名お招きしました。おかげで本当に良い緊張感となりました。
ご協力いただいた皆さん、ありがとうございます。
<審査員>
左から
- 株式会社リブセンス 取締役 桂 大介氏
- 株式会社ビットジャーニー代表取締役 兼 株式会社Speee開発部顧問 井原正博氏
- 株式会社Socket CTO & Art Director 生内洋平氏
当日の様子
SpeeeKaigiのために銅鑼も用意しましたw (本気の銅鑼は高すぎるため自重しました。) が、お寺の鐘みたいな音しか出ないので、次回までにはグレードアップさせたいです。
発表はSpeeeLoungeで実施し、エンジニア以外のメンバーも見れるよう、出入り自由としました。 当日は様々な事業部、職種の方にお越しいただき、全社的にも注目度が高いイベントになりました。
一部の発表資料
id:takanamito による「HLSでやっていく動画ストリーミング配信」の資料です。
HLSにおけるhttpストリーミングの技術解説を中心に、サーバーレス動画ストリーミング配信にも挑戦したLT。
資料の中でも触れられていますが、社内GyazoサーバーにHLS配信の仕組みを実装したため
弊社は「社内動画ストリーミング配信し放題」です。
自事業部のエンジニアが発表するメンバーもあり、さながら事業部対抗戦の様相も呈していました。
新卒からベテランまで、年齢や得意領域、関係なく、ネタ抜きのガチの技術発表が続き、あっという間の4時間でした。 審査員の方にも一人ひとり厳正に審査いただきました。
終わってみての感想
第一回ということもあり、終始緊張感が高く、エンジニアはもちろんのこと、エンジニア以外の職種の人からも反響があり、会社全体に波及して良い刺激になりました。
エンジニアの声
SpeeeKaigiお疲れ様でした。
受賞できたことがとにかく嬉しく、昨日帰ってから起きた娘にウザ絡みしていたようで。 改めて日常的なインプットの重要さとAWSの有り難みを実感しました。
SpeeeKaigi終了
シンプルにくやしいやつ
SpeeeKaigi 名寄せをテーマに話したのですが、
桂さんに面白いテーマだったと気に留めてもらえたことは、とても嬉しかった。
他の職種の声
SpeeeKaigi、素敵すぎました。
勉強になったし、開発部の一人一人に負けないように我も個を研鑽せねばと感化されました。
SpeeeKaigi魅入っちゃいました。
エンジニアさん方々の普段は見られない姿が見られて良かったです!
SpeeeKaigiができる文化が醸成されているエンジニアの皆さん、
このイベントが開かれるまでになるには一朝一夕ではなかったと思うけど、ちょっと羨ましい。
このイベントの主目的は社内の技術発掘と、普段なかなかプレゼンする機会のないエンジニアがSpeeeKaigiを通して、自分の技術をアピールすることです。
なかなか見えなかった「隠し玉」的な技術発表もあり、これまで知られていなかった人、技術の良い点、改善点も見えてきたことで、今後のさらなる成長のきっかけにもなるのではと感じています。
業務の合間に本気で準備をするのは大変ですが、終わった後の、 「またやりたい!」「次はみんなに負けない!」という声も多く、 前のめりに技術を磨いていこうとする姿勢を見て、第二回開催の手応えを感じています。
また、今回はエンジニアがそれぞれ所属する各事業部が、このイベントの為に時間を割く事を快諾してくれたから出来た事でもあります。
前述のコメントの通り、SpeeeKaigi実施中も開発部以外の社員が多く見学に来て、自部門のエンジニアを応援していたのも特徴的なイベントでした。
最高のイベントになったので次回もぜひ、開催をしたいと思います!!
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【告知】
今回、SpeeeKaigiを実施したLoungeにて、コーヒーのプロを招いた勉強会を実施します。
コーヒー好きな方、Rubyistの方、Loungeに遊びに来たい方、ぜひお越しくださいませー!
Speee Coffee Meetup #01 - connpass
http://speee.connpass.com/event/35935/